実践コンサルティング 株式会社アイピック

TQMによる経営品質の向上と経営体質革新

優れた企業づくりを達成するための絶対条件としての経営品質

「経営品質」という言葉自体が、多くの人にとっては馴染みが少ないかも知れません。そもそもはManagement Qualityという英語を訳したものであり、ただ単に製品の品質のみならず、業務の進め方の品質、経営者・社員の品質など、経営に関するありとあらゆる全ての品質(Quality)が含められています。優れた企業づくりを目指すならば、この経営品質を高めていくことが肝要であり、且つ必須条件であるという信念であり、主張でもあるのです。そして、これら総合的な経営品質を高めていくための経営手法がTQM(Total Quality Management:総合的品質経営)なのです。現在では大手企業はもとより中小企業においても多くの企業で導入が進められています。

TQMが登場した背景

歴史は安定と変化の時代を繰り返しており、現在は大きな変化の時代であると言えます。しかも世界規模での経営環境の大変化と大競争(メガ・コンペティション)の時代であり、これらの大変化と大競争に対応していくためにはグローバルな競争力の強化が不可欠になってきています。競争力の無い企業は窮地へと追い込まれるであろう。
そうした中、顧客志向、品質重視を徹底して「経営品質」の向上によって競争力を強化していく動きがアメリカをはじめ先進諸国で盛んになってきています。
世界規模での大競争の時代においての日本の社会・経済を特徴づける大きな潮流は「国際化」「情報化」「変化」の三つがあげられますが、「変化の時代」の経営者は、創造性と高品質・高効率という、一見矛盾する高い資質を併せ持っていくことが必要になってきているのです。

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